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LPガス原料費調整制度について

LPガスは、産ガス国が決定する輸入価格や為替レートの動きにより変動します。原料費調整制度は「ガス料金の透明化」を目的として、こうした原料価格の変動に応じてガス料金を調整する制度です。

LPガス料金の仕組み

ガス料金の仕組み

基準となる原料価格(基準平均原料価格)と3ヶ月におけるプロパンCP価格、プロパンMB価格及びフレート価格並びに為替レート(TTS)から算出した平均原料価格との差額から、次の算式によって原料費調整額を算出いたします。

原料費調整額(円/m3)=原料価格変動額(円/トン)÷1,000÷0.482×(1+消費税率)

(小数点第3位以下の端数は切捨てとします。)

原料費調整額(円/m3 2024年
5月検針分
2024年
6月検針分
120.26 124.14

基準平均原料価格(円/トン)

46,970円/トン ※2015年7月〜12月の平均原料価格

平均原料価格(円/トン)

各算定期間の3ヶ月間におけるプロパンCP価格、プロパンMB価格及びフレート価格並びに為替レート(TTS)から算出したトン当たりプロパン平均価格(算定結果の10円未満の端数を四捨五入し10円単位とします。)

原料価格変動額(円/トン)

原料価格変動額(円/トン)=平均原料価格(円/トン)-基準平均原料価格(円/トン)

(算定結果の100円未満の端数を切り捨てた100円単位の金額とします。)

プロパンCP価格($/トン)

サウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラムコ社が、原油価格動向等のエネルギー情勢を総合的に判断して決める通告価格

プロパンMB価格($/トン)

 米国テキサス州モントベルビュー市場のプロパン市況

フレート価格(円/トン)

 海外から日本へLPG輸入船を使って輸送する費用

為替レート(TTS)(円/$)

プロパンCP価格採用月の前月16日から当月15日までの平均為替

原料費調整の実施時期と原料価格のガス料金への反映時期について

平均原料価格算定期間 ガス料金(単位料金)への反映時期
前年9月 〜 前年11月 1月検針分
前年10月 〜 前年12月 2月検針分
前年11月 〜 1月 3月検針分
前年12月 〜 2月 4月検針分
1月 〜 3月 5月検針分
2月 〜 4月 6月検針分
3月 〜 5月 7月検針分
4月 〜 6月 8月検針分
5月 〜 7月 9月検針分
6月 〜 8月 10月検針分
7月 〜 9月 11月検針分
8月 〜 10月 12月検針分